SPECIFICATION / PERFORMANCE
家族が、健康で長く暮らせる家を。
性能は、数値を競うためではなく、毎日の健康・安全・快適さを支えるためにあります。
内山工務店の住宅性能
暮らしから、必要な性能を考える。
冬の朝も、入浴の前後も、家の中を無理なく移動できること。新鮮な空気が計画どおりに流れ、設備が故障したときにも直しやすいこと。私たちは、そうした日々の暮らしから断熱・気密・換気・地中熱利用・空調・構造を考えます。
代表の濁川健治は、以前参加していた「百年の家プロジェクト」で、住む人の健康と長寿を大切にする思想に強く共感しました。その経験は現在の家づくりの原点の一つです。
01 / HEALTH
住宅と健康
家の中の寒さと、温度差を小さくする。
WHOは、寒い季節の室温について、一般の人の健康を守るための安全でバランスの取れた水準として18℃を提案しています。国土交通省の調査でも、室温や部屋間の温度差、床付近の温度と血圧などの健康関連事象との関係が報告されています。
これらは、特定の住宅に住めば病気を防げる、寿命が延びるという意味ではありません。研究で示された関連を踏まえ、内山工務店では、居間だけを暖めるのではなく、寝室・廊下・脱衣室を含む家全体の温熱環境を整えやすくすることを大切にします。
02 / INSULATION & AIRTIGHTNESS
断熱と気密
熱を逃がしにくくし、空気の通り道を整える。
断熱は、屋根・壁・床・窓などを通る熱の出入りを抑える役割があります。MIMOZAを含む新築住宅では断熱等性能等級6を基本方針として検討しますが、地域区分、敷地、間取り、開口部、設備計画を合わせて個別に確認します。
気密は、意図しないすき間からの空気の出入りを抑え、計画した給気口から排気口へ空気を流しやすくするために重要です。設計上の数値だけでなく、断熱材の納まりや気密層の連続、配管・配線まわりの施工精度を確認します。
断熱等性能等級6
新築時の基本方針。確定仕様は建物ごとに設計・確認します。
C値 0.36
内山工務店が施工した住宅での過去の実測値です。全棟の保証値やMIMOZAの確定実測値ではありません。
03 / VENTILATION
換気
入れる空気と、出す空気を計画する。
第三種換気は、給気口から自然に外気を取り入れ、排気側を機械で動かす方式です。仕組みが比較的シンプルで、給気口・排気口・フィルターの位置と手入れ方法を理解しやすいことを重視しています。
換気は設備を取り付けるだけでは成立しません。気密性を確保し、居室から廊下や水まわりへ空気が流れる経路を設計し、給気口やフィルターを定期的に清掃する必要があります。立地や暮らし方によって適切な方式は異なるため、第一種換気など他の方式を一律に否定するものではありません。
04 / GROUND SOURCE HEAT
地中熱利用
外気より変化の小さい、地中の温度を生かす。
地中の温度は、外気温に比べて年間の変化が小さい性質があります。地中熱利用はこの温度差を、暖冷房の負荷を抑えるために活用する考え方です。
利用方式には複数の選択肢があり、地盤・地下水・建物の熱負荷・費用・点検方法を踏まえた設計が必要です。導入すれば冷暖房が不要になるわけではなく、期待できる効果も敷地条件や運転方法によって変わります。内山工務店では、確認できた条件と設備構成に基づいて、採用の適否を個別に判断します。
05 / AIR CONDITIONING
空調と維持管理
特別な設備に頼りすぎず、直しながら使えるように。
空調機器は、建物より短い周期で点検や交換の時期を迎えます。そのため、内山工務店では、入手しやすく交換の選択肢も多い汎用エアコンを基本に考えます。
大切なのは機器だけではありません。断熱・気密・日射・間取り・空気の流れを合わせて設計し、必要な能力を検討します。住み始めてからも、フィルター清掃、室外機まわりの確認、異音や効きの変化に気づいたときの点検を続けることが、快適さと効率を保つことにつながります。
06 / STRUCTURE & DURABILITY
耐震と耐久性
地震に備え、壁の中に湿気をためない。
耐震等級は、構造躯体の倒壊等防止などを評価する住宅性能表示制度の指標です。内山工務店では耐震等級2を基本方針として、建物の形、壁の配置、接合部、基礎、地盤条件を確認します。等級3を含む他の選択肢を否定するものではなく、要望や条件に応じて検討します。
長く使うためには、構造強度だけでなく水分への備えも必要です。室内側から壁内へ入る湿気、外部からの雨水、床下や小屋裏の状態を考え、防湿層・通気層・雨仕舞を連続させます。完成後も点検し、傷みが小さいうちに修繕できることを大切にします。
07 / AFTERCARE
家を守り続ける
建てたあとも、地域で支える。
住宅の状態は、暮らし方や年月とともに変化します。設備の交換、外装や屋根の修繕、家族構成に合わせたリフォームまで、新築後も相談できることが地域の工務店の役割だと考えています。
性能をつくって終わりにせず、点検し、手を入れ、暮らしの変化に合わせる。家を建てたあとも、家族が自分たちの時間を楽しめるように。「人生、楽しもう。」という理念を、長い付き合いの中で形にしていきます。